登山靴の耐久性:La Sportivaの「トラバース X5 GTX」歩行距離で検証


 ネットでよく見かけるのは何年ぐらいたったらというのが多いと思いますが、毎週のように山に登っていると経年劣化の前に履きつぶしてしまいます。
 今回は「La Sportiva」のアプローチシューズに位置付けられている「トラバース X5 GTX」がどれぐらいの距離を歩いたら壊れだすか測ってみました。

■ひとまず結論として

 「トラバース X5 GTX」は夏以外の秋から春の低山や熊野古道の小辺路などロード歩きが多めの時によく履いていました。
 ソールが削れ、本体部分もよれてくるのが総距離「1000km」辺りという感じです。
 「700km」超えたあたりからゴアなどの機能部分もだいぶ怪しくなります。

■新品と1000km以上歩いた靴との比較

2023年6月21日に新しいの(2代目)を買ったので比較してみます。
1代目の「トラバース X5 GTX」は2021年11月に小辺路を歩く際に導入しました。
重登山靴に比べると軽量でソールも柔らかめで道路歩きも楽だし、テント装備などの重い装備でなければ山をも軽快に歩くことができます。

▼1代目の「トラバース X5 GTX」の利用状況

期間 18か月(2021年11月~2023年5月)
低山歩きはほとんど「TX5 GTX」でした。
距離 1000㎞以上
主たる登山道の状況 低山やロード歩きが多い場合に利用



ソールがだいぶ削れて、全体的によれつつある感じです。

ソールもかなり削れてしまいました。
ここまでくると濡れた岩だと滑りやすくなった感じです。

全体的によれてきた感じがします。
色がだいぶ違う。焼けたのか、もともとの色が違うのか分からない。。


■まとめ

 ここ何年も1年たたずに壊れてしまうので、いったい何キロぐらい歩いたらダメになりだすかを知りたくなり、登山の記録を書くときに登山靴とその距離も記録するようにしました。
 「トラバース X5 GTX」は歩きやすいので使う機会が多いのでこれからもはき続けたいと思います。ただ、ソールの張替はできないので買い替えしかないですが。。




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