山岳テント:アライテント「SLドーム」


1.SLドーム


 日本の山岳テントメーカー「アライテント」が満を持して投入した軽量(980g)のダブルウォールテントです。
 2023年6月20日ぐらいに発売開始、限定200張とのことなので、今年は買えないと思っていたのに手に入ってしまいました。
 発売翌日アウトドアの量販店で売っているのを見かけてついつい購入してしまいました。。
 そこでひとまず試し張りと事前準備のシームコートを塗ったので記事にしておきます。

2.スペック

メーカーサイトから抜粋。SLドーム(2人用)
重量 980g(本体+フライシート+フレーム)
専用アンダーシート重量200g(210×120cm)
純正スティックペグ(10g×12本)=120g
各パーツの袋やリペア部品等
合計=約1,350g
(手持ちのニーモのタニ2Pと比べても300gぐらい軽い。タニ2Pはグランドシートが何気に重い。)
寸法 間口210cm 奥行120cm 高さ95cm 前室張出 38cm
本体素材 30D Ripstop Nylon
素材 本体:12dnリップストップナイロン
フライシート:15dnリップストップナイロンPUコーティング
グランドシート:30dnリップストップナイロンPUコーティング
専用アンダーシート:40dnナイロンタフタPUコーティング

■重量(実測値)

重さ(g)袋除く 袋(g) その他(g)
本体 422g 16g
フライ 281g 本体のに入れる
グランドシート 181g 8g
ポール 279g 9g 修理用9g
ペグ(12本) 120g 3g
小計 1283g 36g 9g
合計 1,328g
袋を入れても「1,328g」となりました。
グランドシートも含めているのでかなり軽いです。

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3.個人的満足度

ひとまず試し張りをした際の評価です。

総合的な満足度 本番投入後に評価
軽量 ★★★★★
設営・撤収が簡単か ★★★★★
耐久性 本番投入後に評価
居住性 ★★★★☆
1人で使うには十分な広さ。
身長180cmでもちょうどいい大きさだった。
ちなみにエアライズ1だと長辺が205cmなので狭い。
5cmの差でもだいぶ変わる。できれば220cmほしいけど。
換気部分は大きくないので使ってみないと分からない。

4.SLドームの外部


さすがアライテント。エアライズとかと変わらない安定感があります。
張り綱が本体側についているのも安心感がある。タニ2Pはフライに付いているので風が強いときに破れないか不安になってた。

入口は長辺部分。出入りはしやすい。換気用の網部分は入口下に高さ10cm程度あるだけ。
換気がどれだけうまくいくかは山で張ってみないと分からない。

フレームを設置する方法もエアライズ等と同じ。

フライシートも入り口部分は止められるように作られています。


5.SLドームの内部


入口部分は本体に結べます。

内部。
ベンチレーションはエアライズ等と同じ。

スマホなどを入れる場所もエアライズ等と同じ。

ユーティリティループもエアライズ等と同じ。

6.まとめ

 SLドームは今までアライテントを使ったことのある人には違和感なく設置も撤収もでき、張り綱もしっかり張れるところも安心感があります。
 フレームが軽量化のため細くなっているので耐久性は実際に使わないと分からない感じです。
 ひとまず今年の夏使ってみて、また記事にしたいと思います。




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