山岳テント:NEMO(ニーモ)「TANI2P(タニ2P)」


■個人的満足度

総合的な満足度 ★★★★★
軽量 ★★★★★
設営が簡単か ★★★★★
耐久性 ★★★★☆
居住性 ★★★★★

■評価


軽量で室内は広々。緑色も落ち着く感じでいいです。
2泊3日の縦走で使いましたが、重量は軽く、収納もコンパクト、室内は広いのでゆったり休める感じでよかったです。登山の相棒として長く使いたいと思います。
写真は熊ノ平小屋でのテント泊時(2021/8/28)の様子です。

◎いい点

  1. 軽量(ダブルウォールの中で比較した場合)

  2.  サイト情報:約1.18kg
     (たぶんアンダーシート,ペグ,張綱,収納袋を含まず)
     実測合計:約1,65kg
     (本体,フライ,アンダーシート,ポール,張綱,ペグ12本,収納袋)
     ペグは「ダンロップ」の「マグネシウムペグ」(1本8g)を使い、袋等も見直し。

  3. 広々

  4.  室内:短辺130cm、長辺220cm
     身長が180㎝だけれど余裕がある。
     ちなみに以前使っていたアライテントのエアライズ1だと、長辺205cmで寝ると頭と足が壁にぶつかり、寝袋が濡れたり冷気が伝わってくる。

  5. 前室

  6.  全室が広い。靴のサイズが29㎝だが、余裕で置ける。

  7. 設営がしやすい

  8.  吊り下げ式。本体とグランドシートはジョイントで接続できるので、別々に広げる必要がない。
     難しいところはなく、慣れれば数分で設営完了。

△悪い点

  1. 生地が薄い

  2.  全体的に薄いのでひっかけて破らないようにしたい。
     底面も15Dなので、グランドシートがあっても少し不安。
     雨の時に使ってないので、どれぐらいで浸水するかどうかわからない。




■スペック

ペグも最大の13本持っていくと実際には「1700g」を超える。

メーカーサイトから抜粋。タニ 2P(NM-TN-2P)。2021年7月購入。
重量 約1.18kg
寸法 130×220(W)×104cm(H)、前室80cm
本体素材 15Dナイロン/メッシュ
フライ素材 15D Sil/Silナイロン
フロア素材 15D Sil/PeUナイロン

重量(実測値)

ペグも最大の13本持っていくと実際には「1700g」を超える。

重量(g) 袋(g) 備考
本体 458g 57g
フライ 391g 本体のに入れる
グランドシート 210g 18g
ポール 393g 12g 修理用12g
ペグ(5本) 98g 8g 実際は13本必要
合計 1550g 95g

■使い勝手


収納はかなりコンパクトになる。
収納袋は純正のより軽くて、防水性能の高いシートゥサミットの「ウルトラシル コンプレッション ドライサック」Sサイズを利用。

本体とフットプリントはジョイントで接続できる。
緑と黒で色分けされているので、設営時に間違えないようになっている。




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