【夏の山小屋泊 2泊3日用】山行の荷物紹介。裏銀座・読売新道縦走。奥黒部ヒュッテと水晶小屋泊



黒部ダムから奥黒部ヒュッテ泊、読売新道で赤牛岳、水晶小屋泊、裏銀座で野口五郎岳や三ツ岳を登って高瀬ダムへというルートを歩きました。
【登山日】2022年9月10-12日
▽コース詳細
ヤマレコ:「百高山完登!赤牛岳、祖父岳、南真砂岳、野口五郎岳、三ツ岳。ついでに水晶岳。黒部ダムから読売新道、裏銀座で高瀬ダムへ。」by chasou

■山行ジャンル・難易度・気温 × 装備

ジャンル 無雪期ピークハント縦走
難易度 「3」(危険個所なし)
読売新道は山小屋のない長いルートなので体力は必要。
真砂岳から南真砂岳間はちょっと道があれている。少し藪漕ぎ気味のところもある
日程 2022年9月10-12日
ルートと歩行距離 3日で50㎞ちょっと
1日目:黒部ダム⇒平乃小屋⇒奥黒部ヒュッテ
2日目:奥黒部ヒュッテ⇒赤牛岳⇒水晶岳⇒水晶小屋⇔祖父岳
3日目:水晶小屋⇒南真砂岳⇒真砂岳⇒野口五郎岳⇒三ツ岳⇒高瀬ダム
気候・服装 ・標高1500m弱の奥黒部ヒュッテで日中20度前後。夜は薄手の長袖だけで寒くなかった。
・標高2900mほどの水晶小屋は日中約15度、日が暮れる頃にフリースと薄手のダウンを着るぐらい。夜中は約10度ぐらいかな。
・日中は日差しがあるとまだ暑く、Tシャツで十分。夜は標高高いところではフリースと薄手のダウン必要。


■荷物紹介


 これらをザック(グレゴリー ズール40L)に入れ、スポーツドリンクと水など1Lほど加えて総重量は12kgちょっとぐらい。コースタイムで10時間ほど水の補充のできない読売新道利用での水晶小屋まで歩くときはプラティパス2Lを満タンにしたのでプラス2kgです。
 以下の説明にある(※)のものは写真に入っていないけれど、持って行ったものです。

◆服関連

(6)下着と靴下×1(下山後用)、下山後のズボンとTシャツ、手ぬぐい(温泉用)(約500g。袋込み)
(7)下着・靴下・ズボン×各2(2日目と3日目)(約700g。袋込み)
(8)タオル×2
(10)防水手袋
(11)帽子
(12)ゴアのスパッツ(120g)
(15)Tシャツ×3枚+長袖Tシャツ×1枚(約46g。袋込み)
(16)防寒用の服(薄手のダウン、ブレスサーモの上下、フリース)、山小屋泊用のインナーシーツ(合計約1000g。袋込み)
(20)ゴアのパンツ(約237g。袋込み)
(21)ゴアの上着(約344g。袋込み)

◆登山道具

(1)ザック:グレゴリー ズール40
(2)ストック(440g)(KOMPERDELL C3 CARBON
(3)水筒類(ナルゲンボトル×2(0.5L=89g、0.65L=117g)
(4)プラティパス2L(読売新道等、水の補充ができないルートではスタート時に満タンにする)
(18)傘
(19)エマージェンシーキット(約270g。袋込み)

◆その他

(5)スニーカー(SALOMON AMPHIB BOLD2。山小屋&下山後)(約480g。袋込み)
(9)充電機器(各種ケーブル、予備バッテリー等)(約230g)
(13)喫茶道具一式(約500g)
(14)お菓子等
(17)洗面用具(コンタクト用品、メガネ、歯ブラシなど)(約390g。袋込み)
(※)カメラ(X-T4)、マクロレンズ

■奥黒部ヒュッテ

黒部ダムからコースタイムで6時間ぐらい。水は豊富でお風呂もある。




ロケーション 樹林帯の中。
宿泊費 10,500円*インナーシーツ要。
オプションで夕食2,200円、朝食1,100円、弁当、1,100円でした。(2022/9/10時点)
夕食のカレーとお味噌汁はお代わり自由。カレーはスパイシーで美味しい。
部屋 10畳くらいの部屋に3人。男女や出発の時間でうまく振り分けてくれる。(2022/9/10時点)
部屋にコンセントがあるので消灯まで充電ができる。
電波状況 携帯は圏外。docomoもまったくつかまない。
黒部ダムからの距離 コースタイムで6時間ぐらい
水場 小屋の中にある。トイレの洗面台か、宿泊客ならお風呂場の洗面台も利用できる。
トイレ きれいな水洗トイレ。
売店 ジュース400円~
食堂 ランチなし
URL http://www.murodou.co.jp/kurobe/kurobe.htm

■水晶小屋

読売新道と裏銀座の要にある。標高2900m。




ロケーション 標高2,900mの稜線にあり、絶景を楽しめる。
宿泊費 9,000円*インナーシーツ要。
オプションで夕食2,600円、朝食1,400円、弁当、1,400円でした。(2022/9/10時点)
夕食のカレーとお味噌汁はお代わり自由。カレーは家庭的な感じの味
部屋 2階の大部屋や1階の食堂裏などに部屋があり、布団1枚に1人、パーテーションなどはない。(2022/9/10時点)
電波状況 docomoは小屋の中でも入る。
水場 なし。有料で水は買える。近場の水場は黒部源流で片道コースタイム40分。
トイレ バイオトイレ。新しくきれい。洗面台もある。
売店 ペットボトル600円~
食堂 ランチあり。お餅の入った力汁(1,000円)が有名らしい。美味しかった。
URL https://kumonodaira.net/suisho/



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