山岳テント:ヒルバーグ「ウナ」


■個人的満足度

総合的な満足度 ★★★★☆
軽量 ★☆☆☆☆
設営が簡単か ★★★★★
耐久性 ★★★★☆
居住性 ★★★★★

■評価


スウェーデンメーカのテントです。
身長180㎝なので寝たときに頭や足が壁にぶつからない大きめのテントを探した結果このウナを購入しました。
フライがスリーブ式、インナーがフライに吊り下げる方式のハイブリット型。
設営時にフライトインナーが一体となった状態で建てることができるので、あっという間に設営が終わる。
写真は将監小屋でのテント泊時の様子です。

◎いい点

  1. 安心感
  2.  張り綱をしっかりと張ればしっかりとする。白馬岳のテント場でも問題なかった。

  3. 設営がしやすい
  4.  インナーとフライトとフットプリントを一体化したまま持ち運べるので、設営が今までのどのテントよりも早い。

  5. 撤収がしやすい
  6.  インナーとフライトとフットプリントを一体化したまま撤収てきるので、撤収も今までのどのテントよりも早い。

  7. 居住性が高い
  8.  室内が広々としている。身長180cmでも寝転がっても壁に頭も足もぶつからない。
    前室はないが、スリーブ式なので、入口の部分を少し外せば屋根のある前室代わりのスペースができるのもいい。

  9. 結露をあまりしない
  10.  インナーとフライは吊り下げ式になっていて、空間があるので風がよく抜けるので結露もしない。

△悪い点

  1. 重い
  2.  サイト情報:2kg(本体+フレーム+フライシート)
     実測合計:約2,5kg
     (本体,フライ,グランドシート,ポール2本,張綱,ペグ11本,収納袋)
     ペグは「ダンロップ」の「マグネシウムペグ」(1本8g)を使っています。

  3. 収納時の大きさ
  4.  約15cm×50cmとけっこうかさばる。




■スペック

メーカーサイトから抜粋。Hillberg Unna 1人用。2021年頃購入。
総重量 約2.5kg(本体,フライ,グランドシート,ポール2本,張綱,ペグ11本,収納袋)
寸法 110×230(W)×100cm(H)
本体素材 30D Ripstop Nylon
フライ素材 30D High Tenacity Ripstop Nylon66
フロア素材 70D Nylon

■使い勝手


Hillbergは日本の山のテント場ではほぼ見かけないので、自分のテントがどこにあるかすぐわかります。
室内も広々としているので、テントの中でもくつろげます。

純正の袋は大きいので片づけやすい。
ただ山に行くときはザックのスペースを確保したいので、防水性能も高いシートゥサミットの「ウルトラシル コンプレッション ドライサック」Mサイズを使っています。




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